保険施術

多くの方は、スポーツや日常動作のふとしたタイミングで捻挫や打撲などのケガをした経験があるのではないでしょうか。

整骨院では、痛めた日時と原因がはっきりといえるものと、仕事や日常生活において急に痛み出したものが保険適応となります。
おもに骨折・脱臼、捻挫・挫傷（肉離れ）・打撲、ぎっくり腰・寝違え・筋違い、急性期の筋肉・腱・関節・靱帯の痛みが該当となります。
骨折と脱臼については、初回応急処置が保険適応となります。
骨折および脱臼で継続的に通院を希望される場合は、専門医の同意が必要となります。
※患者様で判断がむずかしい場合は、お気軽にご相談ください。

整骨院で使用できる保険証は、国民健康保険・組合保険・協会けんぽ・共済組合・高齢者保険となります。
医療助成保険証も、適応の方は使用可能です。
※ケガの施術の場合は、任意で加入されている傷害保険の請求が可能です。
※お子様の学校でのケガの場合は、日本スポーツ振興センターの災害給付金制度が受けられます。
詳しくはスタッフまでご相談ください。

また保険証を使用して整骨院で施術を受ける場合、療養日支給申請書に患者様のご署名が必要となっています。
ご署名の前に保険請求内容（負傷原因・負傷日時・負傷部位・費用）などをご確認いただき、同意いただけてからご署名いただきます。

◆当院の施術方針について

保険適応の症状であっても、その症状をいち早く改善させる目的で特殊電気療法や姿勢矯正などの処置を行う場合があります。
また固定材料費や筋骨格調整費など、一部ご負担金額がかかることがあるため、ご了承ください。

◆所要時間

・初めての方は1時間程度、2回目以降の方は30分〜40分ほどかかります

※初めての方はカウンセリングと検査を徹底して行うため、お時間に余裕を持ってご来院ください。
しかし、全ての症状に対して保険適応はされません。

整骨院でも交通事故でのケガや痛みに対し、自賠責保険を使用して施術を受けることが可能です。
交通事故に起因する、むちうち、首・肩・腰の痛み、打撲、骨折や脱臼のリハビリを受けることができます。
患者様は交通事故施術の場合、基本的に負担金は0円で通院いただけます。
※骨折と脱臼については、医師の指示書または同意が必要です。

そもそも自動車の保険には、どのようなものがあるかご存知でしょうか。
自動車保険には大きく分けて二種類の保険があります。

◆自賠責保険

一つは自動車損害賠償責任保険のことで、一般的に『自賠責保険』といいます。
自分のために使用する保険ではなく、交通事故の被害者のために使用する保険です。
車（原動付き自転車を含む）を運転されるすべての方が加入しなければならない強制保険です。
交通事故において、被害者の方を救済するために、加害者の方が負うべき経済的な負担を補填しています。

◆任意保険

もう一つが『任意保険』と呼ばれるもので、自賠責保険では補償されない部分を補償される保険となります。

・自賠責保険が適応されるケース

おもにどのような場合に自賠責保険が適応されるのかを、ケースごとにご紹介します。

①自動車停車中に後ろから追突事故に遭い、むちうちになった
②横断歩道を渡っているときに車と接触し、膝や腰を痛めた
③直進しようとしたら右折車両にぶつかられ、背中や腰を痛めた
④自転車に乗っていたら、すれ違いざまにオートバイと接触し、転んで手首を痛めた

ご自身が事故の被害者である場合、自賠責保険を使用して整骨院で施術を受けることが可能です。
もしも交通事故に遭ってしまった場合の患者様の手順としては、以下の流れがおすすめです。

①すぐに警察に連絡し、事故状況を報告します。
②医療機関にかかってください。
③損保会社に連絡し、当院にかかりたい旨をお伝えしてください。

また交通事故のケガの場合、事故直後よりも徐々に症状が悪化してくる場合が多いです。
事故直後は痛みを軽く感じても、後になって重い鈍痛やしびれが出現することも珍しくありません。
このため、交通事故の場合は些細なケガであっても医療機関にかかっていただくことをおすすめします。

交通事故施術の場合、保険会社とのやり取りや手続きなど、面倒が多いことも事実です。
しかしご安心ください！
交通事故の施術も請求も、熟練の当院スタッフが可能な限り最大限サポートさせていただきます。

お仕事中や通勤途中にケガをしてしまった場合に使用することができる保険が、労災保険です。

労災保険はどのようなときに適用されるのでしょうか。

労災保険とは、雇用されている立場の方が、仕事中や通勤中の出来事に起因したケガ・病気・障害・あるいは死亡した場合に保険給付を行う制度と定義づけられています。
そのため、会社に従事して働いている方で、不慮の事故に遭ってケガをされてしまった場合に労災保険をつかって整骨院でケガの施術を受けることができます。

労災保険で適用となる災害は、「業務災害」と「通勤災害」の二種類に分けることができます。

◆業務災害

業務災害とは、働いている方が業務中に事故や病気に見舞われてしまった場合のことをいいます。
業務に起因するケガや、実際に業務中でなくとも、業務に関係がある使用者の支配下にあると認められる、休憩時間や出張中の移動および宿泊も対象に含まれます。

とくに、整骨院で業務災害による労災保険が適応となる例を挙げてみます。

・業務中に重量物を持ち上げた際にぎっくり腰になった
・仕事中に高所から転落して骨折した
・仕事中に足を滑らせ、足首を捻った
・業務中に棚の上の物を取ろうとして肩を捻った

上記のような事例の場合、業務災害での労災保険が適応となります。

ただし、以下のような事例では労災保険が適応にならない場合があります。

・職場ではあったが、お昼休み中や就業時刻前後でのケガや事故
・職場で業務とは直接関係ない私用な行為で負傷した場合
・業務による蓄積された肩や腰の痛み
・会社内でのトラブルによる第三者行為（喧嘩、暴力）

◆通勤災害

通勤災害とは、働いている方が通勤の最中に事故や病気に遭ってしまった場合のことをいいます。
合理的な経路および方法によって行っていることが通勤災害適応の条件となります。
※通勤途中に経路を逸脱したり、中断したりした場合は通勤とみなされず、通勤災害とならないことがあります。

整骨院で通勤災害による労災保険が適応となる例を挙げてみます。

・駅に向かう途中に道路でつまずき、足を捻った
・職場まで自転車で通勤中に転倒し、肩を負傷した
・駅の階段で足を踏み外し、負傷した
・会社から訪問先に向かう途中に転んで肘を打った

上記のような事例の場合、通勤災害での労災保険が適応となります。

ただし、以下のような事例では労災保険が適応にならない場合があります。

・通勤の帰りに私用でどこかに立ち寄った後に負傷した
・用事があったため、いつもの通勤経路をつかわずに負傷した

業務中・通勤中問わず、もしもケガをされてお困りの場合は、当院スタッフまで遠慮なくご相談ください。
あなたのお身体の状態が一刻も早く改善するよう、全力でサポートさせていただきます。

当院はケガや急性期の筋肉・関節・靱帯の痛み、スポーツ外傷の施術をもっとも得意としています。
ケガや痛みの施術は早ければ早いほど、お身体の回復もスムーズに進みます。

一日でも早くスポーツやお仕事へ復帰したい方、本気でお身体を改善したい方、どこへ行ったらよいかわからない方、ぜひご相談ください。
全力でサポートいたします！

当院では、スポーツや日常で起こってしまったケガや急に痛み出した肩・腰・膝などの痛みについて、保険証を使用して施術を受けることが可能です。

◆保険施術内容

・干渉波・低周波
疼痛緩和と筋緊張の改善のために行う電気刺激療法になります。
・温熱療法
遠赤外線が入った特殊なマットやホットパックを使用して血流改善を促します。
・トリガーポイント手技療法
痛みを起こしている筋肉とそれに関連する部位に手技でアプローチしていきます
・徒手運動療法
動きの悪くなっている関節や筋肉に対しストレッチやスタビライゼーションを行います。