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骨折・脱臼

骨折や脱臼は、すぐにご来院ください!

骨折や脱臼などの応急処置が必要な場合は、少しでも早くケガの専門家である私達にご相談ください!

骨折や脱臼は、1分でも1秒でも早く処置することでその後のリハビリがスムーズに進み施術期間短くなることが期待できます。
もちろん受傷してしまったら、ご自身での最低限の応急処置としていわゆるPOLICE処置をおすすめいたします。

また骨折整復(折れた骨の断端同士を近づけること)脱臼整復(骨を関節の正しい位置にに近づけること)を速やかに行い正しいポジションで固定することで骨折や脱臼の後遺症である関節拘縮や変形治癒を防ぎその後のADL(日常生活)をより良いものとすることが期待できます。
場合によってはオペなどが必要になってしまう症例の場合は速やかに専門医にご受診いただけるようご紹介させていただきます。
当院では骨折や脱臼へのアプローチとして以下のような方法をとっております。

①ケガの鑑別

初回検査時にエコー(超音波画像診断装置)でケガの状態を把握します

②整復操作

骨折や脱臼は初期処置が重要なため、骨折や脱臼が疑われる場合は速やかに整復操作を行います
※なるべく愛護的に痛みを最小限に抑えた方法を選択していきます

③ギプス固定

整復操作後なるべく良い状態で安静位が取れるようにギプスを用いて固定します

④骨折治療専門の医療機器使用

最新のLIPUS(Low Intensity Pulsed Ultra Sound:低出力パルス超音波)という骨折や軟部組織の治癒期間を最大40%短縮させることができる医療機器を使用します

⑤医療連携

近隣の専門医様に対診を依頼しその後の施術方針を決定していきます

目次

このようなことに悩まされていませんか?

  • 転倒して手をついた後、肩が動かせなくなった
  • 骨折・脱臼を起こさないようにしたい
  • ラグビーで接触し、鎖骨が折れた
  • 捻挫なのか骨折なのか分からない

骨折・脱臼の原因と症状

骨折・脱臼は、激しい動きが伴うスポーツの現場で発生しやすくなっています。
しかし、転倒や転落、交通事故などによっては、日常中でも骨が折れたり、関節が外れたりする可能性があります。
スムーズな対処ができるよう、こちらでは骨折・捻挫が起こる原因や特徴的な症状を詳しくみていきましょう。

骨折について

骨の連続性が離断された外傷(その名の通り骨が折れた状態)「骨折」と言います。
骨が壊れた状態を指すため、完全に折れたものだけではなく、ヒビ亀裂陥没なども骨折になります。

◆骨折の種類

・完全骨折:骨の連続性が完全に離断された骨折です。
・不全骨折:骨の連続性が完全には離断されておらず、部分的にはつながっている骨折です。
ヒビ、亀裂骨折、陥凹骨折などが挙げられます。

◆骨折の主な原因

スポーツや日常生活中など、骨の強度を越えて大きな外力を受けた際に骨折は発生します。
例えば次のような状況です。
・ラグビーやアメフトなど、コンタクトスポーツでの激しい衝突
・サッカーやバスケなど、相手選手と接触した際の転倒
・日常中での転倒、転落
・交通事故での衝突
などが挙げられます。

また、一度の外力は小さくても、繰り返し同じ箇所に負担がかかり続けると、「疲労骨折」を起こすことがあります。
過度なランニングによる「すねや足の指の疲労骨折」、スイング動作の繰り返しによる「肋骨の疲労骨折」などがあります。

◆骨折の起こりやすい箇所

転倒や衝突などで、次の箇所を骨折することが多くなっています。
・鎖骨:転倒して肩を強打する、コンタクトスポーツで鎖骨を強打するといったシーンで発生しやすいです。
・手首:転倒して手を強くついた際、前腕の骨(橈骨、尺骨)を骨折しやすくなっています。
・足首:足首の捻挫に伴う、剥離骨折が多くなっています。

その他、骨粗鬆症の高齢者が転倒した際、大腿骨(太ももの骨)や背骨、上腕骨などを骨折する場合があります。
※病気によって骨の強度が低下し、少しの外力で骨折したものを「病的骨折」と呼びます。

◆骨折の主な症状

・疼痛

患部に痛みがみられます。
骨膜には知覚神経が豊富に走っているため、他の外傷と比較して強い痛みが生じやすくなっています。
また、骨の損傷部にピンポイントで圧痛のある「限局性圧痛」や、離れた箇所から振動を加えた際に痛みが起こる「介達痛」は、骨折の特徴的な痛み方です。

・腫脹

炎症によって、患部が紫色に腫れてきます。
初期の処置が遅れると腫れが広がり、施術期間が大幅に長引いてしまうこともあります。

・機能障害

痛みによって、関節運動に制限が出ます。

また骨折には、次のような固有症状もあります。
・軋轢音
折れた骨同士がぶつかり、ゴリゴリとした軋轢音を触知する場合があります。

・転位と変形
折れた骨が移動して、短縮や延長、屈曲といった変形がみられることがあります。

・異常可動性
完全に骨が折れている場合、関節以外の箇所で骨が大きく動くことがあります。

脱臼について

関節を構成する骨が、本来の位置からずれてしまった状態「脱臼」と言います。
関節であればどこでも発生する可能性はありますが、肩関節が特に外れやすくなっています。

◆脱臼の種類

・完全脱臼

関節が完全に外れて、離れてしまった脱臼です。

・不全脱臼(亜脱臼)

関節が部分的にずれている脱臼です。

◆脱臼の主な原因

外傷によって肩関節が外れるのは、次のような原因が挙げられます。
・スポーツや日常中に転倒し、手を強くつく。(腕を後方に伸ばしながら手をつくと、外れやすくなっています)
・テニスのサーブや投球動作で、肩関節を強くひねる。
などです。
肩関節以外には、大きなあくびをした際に起こる「顎関節脱臼」や、転倒して肩を強打した際の「肩鎖関節脱臼」、突き指時の「指関節脱臼」などもあります。

また、病気が原因で関節がゆるくなり、わずかな外力で関節が外れてしまった「病的脱臼」もあります。
・拡張性脱臼:急性化膿性股関節炎、股関節結核など。
・破壊性脱臼:リウマチなど。
・麻痺性脱臼:脳血管障害による片麻痺、脳性麻痺、神経麻痺など。

◆脱臼の主な症状

・疼痛、しびれ

関節周辺に痛みがみられます。
また、ずれた骨によって神経が圧迫されると、しびれを生じることもあります。

・腫脹

炎症によって、患部が紫色に腫れてきます。
処置が遅れることで炎症や腫脹を広げると、回復にも時間がかかりやすくなります。

・機能障害

痛みや腫れによって、関節が動かせなくなります。

また脱臼には、次のような固有症状があります。

・変形

関節の位置がずれるため、外観に変形が認められます。
患部がへこんだり、骨頭を触れたりする場合もあります。

・弾発性固定

関節が外れた位置で固定され、動かせなくなる状態です。
患部を押して動かしてみても、力を緩めるとまた外れた位置に骨が戻ろうとします。

◆脱臼は繰り返しやすい

脱臼時に関節を構成する骨・軟骨が破損されたり、周辺の靭帯や関節包が伸びたりすることがあります。
上記の原因で関節が緩くなってしまうため、一度脱臼を起こすと、再発しやすくなっています。

骨折・脱臼を起こさないための予防策

骨折・脱臼はスポーツや日常中のアクシデントによって、起こりやすくなっています。
偶発的に発生するため、完全に防ぐのは難しいですが、トレーニングや固定などによって、リスクを軽減することは十分に可能です。
こちらでは、簡単に行える、骨折・脱臼の予防法をご紹介します。
ぜひ日常生活に取り入れてみてください。

日常で行える骨折・脱臼の予防方法

骨折、脱臼を起こさないよう、次のような予防方法が挙げられます。

◆体幹トレーニング

転倒の予防には、腹筋や内転筋のトレーニングがおすすめです。
外側に荷重が偏っていると、身体のバランスが悪くなりやすいためです。
トレーニング方法は次のようになります。

・腹筋、内転筋トレーニング

1.椅子に座ります。両膝の間にクッションを挟んでください。
2.鼻から息をゆっくりと吸い、口からゆっくり息を吐きます。
3.息を吐くタイミングで膝を閉じ、5秒間ほどクッションを押しつぶすようにします。
2.3を5セットを目標に繰り返しましょう。
内転筋(内もも)とともに、息を吐き切ることで「腹横筋(コルセットのように体幹を支える筋肉)」にも負荷をかけられます。

・スクワット

1.肩幅よりやや広めに足を広げて立ちます。
2.「つま先よりも膝が前に出ないようにする」「膝が内側に入らないようにする(つま先と膝の向きをそろえる)」の2点に気をつけ、お尻を真下におろしていきます。
上記のような要領で10回3セットを目標に、スクワットを行いましょう。
つま先を45度ほど外側に向けるようにすると、内ももにも負荷をかけられるようになっています。

◆休養する

骨への負荷が蓄積すると、疲労骨折を起こす可能性があります。
クールダウンでストレッチを行う、夜更かしはせずに7時間以上は寝る、といった対策で疲労をしっかりと抜くようにしましょう。

◆接触プレーを避ける

転倒接触は、骨折・脱臼のリスクを高めます。
コンタクトスポーツにおいても、無理な接触はなるべく避けるようにしましょう。

◆脱臼しやすい姿勢をとらない

日常生活において、関節が外れやすい動きはなるべく避けてください。
特に肩関節は、肩の外転(腕を外側にあげる)伸展(腕を後ろに伸ばす)外旋(腕を外側にひねる)の動きで、外れやすくなっています。

◆テーピング、サポーター

テーピングやサポーターによって関節を固定しておくと、脱臼を予防できます。
特に一度脱臼した方は再発しやすいため、運動や肉体労働時に関節を固定しておくことをおすすめします。

◆関節周辺の筋トレ

脱臼のリハビリとして、関節周辺の筋力を鍛えておきましょう。
脇を締めて、肘を90度に曲げ、腕を内旋・外旋するチューブトレーニングが有効です。

著者 Writer

著者画像
松井 宏樹
(マツイ ヒロキ)
所有資格:柔道整復師・フォームソティックス取扱認定
生年月日:1981年9月7日
血液型:A型
出身:東京都
趣味:キャンプ飯、ゴルフ
得意な施術:外傷系施術全般、腰痛施術

ご来院されるお客さまへ一言
施術に対して人一倍情熱をかけて対応させていただいております。
お身体の困りごとはぜひ私たちにご相談ください!

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ヒロ国立整骨院

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